車用、バイク用自作ホットイナズマの理論

 
コンデンサをバッテリと並列につなぐことにより、オルタネータからの発電の波を平滑化し、バッテリの高寿命化、電装系部品(バルブやウインカー)などの劣化を防ぐ効果があります。
 エンジンが回転することで、発電機で発電が行われます。発電機で発電される電気は交流です。レギュレータでは交流を直流に変換します。ただし、100%整流されるのではなく、一部汚い状態になります(リップルと言います)このリップルガある場合、どうしてもバッテリに負荷が掛かってしまいます。コンデンサを並列にすることにより、リップルをとり、通常の直流としてバッテリに変換されます。バッテリの消耗を防ぐ効果があるということになります。
 また、電気を一時的に消費する場合(急な加速を行う、坂道で加速を行うなど)はバッテリから電気を取り出しますが、バッテリの場合は消費電力の急激な変化に対応する事が出来ず、多少のロスが発生します。そのロス部分をコンデンサに蓄積された電気で補います。
それによって、
  ●トルクUP:レスポンスが良くなることにより、トルクが向上する
  ●バッテリの持ちが良くなる
という効果があります。
ちなみにホットイナズマはこの理論を利用した製品です。Yahooオークションでも似たような製品がたくさん出品されています。 私が作成したものの特長は
●スクータ、車に特化してコンデンサの容量を決定しています。
スクータの中でも50cc〜150cc、及び150cc以上と容量の異なる2個のタイプを用意しました。過去のモニタの方に数種類の容量のテストをしていただき、最適と思われる容量を導き出しました。
車用も同様に数台の車をテストして最適と思われる容量を導き出しました。 車用のホットイナズマは容量が一般のホットイナズマの倍以上(12,000μF以上)の容量になります。
オークションではこの容量で、この落札価格というのは非常に容量対効果が高いモデルです。
●しっかりとした半田付け、耐水加工の実施
オークションで見かけるものは空中配線をしたり、耐水加工を行っていないものが多いです。今回は、耐水加工(基盤に水が掛かっても大丈夫なつくり)にし、外部からの浸水も出来る限り防ぐ仕様としました。 車と違ってバイクの場合は、水に掛かる可能性も高いので、それなりの加工は必要になります。(振動も車と比較しても大きいので、空中配線だと心配です) また、ケーブルも取り回しが可能なように太くもなく、細くも無いサイズを選択しました。8sqとかの太いものは狭いスペースでの取りまわしの自由を妨げてしまうので、使い勝手は良くありません。 ちなみに、ケーブルの太さによる性能の違いは一切ありませんのでご安心下さい。(そもそもコンデンサにつながっている線よりも太くするメリットは殆ど無いからです。)
●コンパクトなボディ
大きく、分厚いタイプになってしまうと、バイクのスペースに押し込めるのは非常に困難です。今回は30mm(横)x50mm(縦)x20mm(高さ)(150cc以上及び車用はは40x70x25mmで製作をおこないましたので、スクータでも十分に取りまわしが出来るようになっています。



バナー
バナー 10000065
 Amazon.co.jpアソシエイト
Google
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送